AiM 2017
2017年夏、岐阜県美術館で開催された 「アーティスト・イン・ミュージアム AiM 2017 渡辺泰幸」の様子を撮影させていただきました。
渡辺泰幸さんは陶芸家。作品は人と人をつなぐツールという言葉通り、沢山の出会いがありました。渡辺さんの作品は実際に触ったり楽器として音を出すことが出来ます。
陶器イコール、ワレモノ。お客様は慎重に作品を鑑賞されるので、実際に触ってもらうには映像があった方がお客様への説明がしやすいとのことで、会期中は映像を館内で流していただきました。
会期中にはパーカッショニスト永田砂知子さんとのとのコラボレーションとして、多目的ホールでのパフォーマンスやCDの収録も行われました。Nobutaka Shomuraさんのダンスは音に支配されているかのよう。素晴らしいダンスでした。
CDの収録にはテスト機材なども積極的に導入し、多方向にマイクが設置されました。私にはまったく聞こえないノイズも、やはり音のプロフェッショナルの皆さんは逃すことはありません。
天井の照明からのノイズも徹底的にカットするということで暗闇の中での演奏。時間をかけて丁寧に収録されていました。
CDが手元に届いた時の感動は忘れません。
白いセラミックの器を奏でる音を目を閉じて聞いているとまるで異空間にいるよう。
岐阜県美術館の大理石の多目的ホールはとても高い天井で、器を奏でる音が心地よい響きに変わります。
CDを一枚通しで聞く間にリラックスしすぎて何度も眠りに落ちてしまいます。
永田砂知子 monophony
1. monophonyI
2. double Line
3. monophonyII
4. stream 5. monophonyIII
6. line
7. monophonyIV
8. circle
9. small bells
CDはこちらから購入が可能です。
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